水仙
この時期になると、あちこちで水仙が咲いているのを見かけます。1月下旬から2月にかけて開花する美しい花です。
水仙は中国の古典の一文から取られた名前で、水に住まう仙人のことを水仙と呼んだそうです(「仙人は、天にあるを天仙、
地にあるを地仙、水にあるを水仙」)。日本では雪の中に咲くことも多いので雪中花(せっちゅうか)という別名もあります。
この水仙の葉っぱが、食用に栽培されているニラの葉っぱと似ているため、誤って食されて食中毒症状を起こすことがあります。
スイセンは、ヒガンバナと同じヒガンバナ科の植物です。ヒガンバナがリコリンという有毒な物質をもっているのと同様、スイセンも同じ有毒な物質をもっています。