彼岸花

彼岸花(ひがんばな)科。開花時期は、 9/15 ~ 9/末頃。ふつうは9/20前後から咲きだしますが、今年のように、9月上旬に涼しい日が続くと9/15頃から咲きだすようです。お彼岸の頃(秋のお彼岸とは、 秋分の日を含む1週間 9/20頃~9/26頃(彼岸の入り~彼岸の明け))に咲くので「彼岸花」といわれています。

「暑さ寒さも彼岸まで」。ちょっと涼しくなってきた9月中旬頃、突然茎が伸びてきて鮮やかな色の花を咲かせ、数日で花が終わって茎だけになります。花のあとで葉が伸びてくるが、冬と春を越して夏近くなると葉は全く消えてしまいます。

根のところにはリコリンという毒があります。お彼岸の季節、田んぼのあぜ道や土手で見かけることが多いのは、これは、ノネズミがあぜ道や土手に穴を開けるのを彼岸花の毒性のある球根を植えることで防ぐためとか、彼岸花の根茎は強いので田んぼのあぜ部分に植えてあぜの作りを強くするため、とか言われています。

 別名 「曼珠沙華」(まんじゅしゃげ) 他にも1000を越える別名があるようです。

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