下地センサー BWS1
こんなことやってみました。日曜大工です。
下地センサー BWS1
下地センサー BWS1を使ってみました。下地センサーとは、住宅の壁や天井を取り付けるための下地を探すツールです。下地材が入っている間隔はおおよそ決まっていますが、壁の中に隠れているので、目視での確認ができません。そのため、下地センサーを使って下地探しをしなければなりません。例えば壁に何かを取り付けたいときに、石膏ボードに固定することはできません。簡単に取れてしまいます。多くの住宅には、壁や天井に石膏ボードが使われています。他に薄いベニヤなどが使われることもありますが、これらの薄い板状の建材にはビスや釘を保持する力がありません。
壁に針を刺して下地材の位置を探す方法もありますが、刺したポイントに下地材があるかどうかしか分かりませんし、下地材のサイズは一度刺すだけでは分かりません。何度も刺す必要があるので、壁に複数穴をあけなければなりません。
それに対して、下地センサーは、壁内部の静電容量の変化を読み取ることによって、下地材の位置を判別します。静電容量は密度の違いによって変わってきます。そのため、空洞部分と下地部分を見極めることができます。また、上からなぞるだけなので、壁に傷つけずに下地の位置を判断できます。下地材のサイズを見極めることが容易です。
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使ってみました
下地センサーを壁に当ててスイッチを入れます。下地のなさそうなところでスイッチを入れるのがポイントです。静電容量を測定しているようですが、絶対値ではなく相対値になります。スイッチを入れたところに下地があると後の動作がおかしくなります。LEDが緑に発光すると下地がないサインです。
下地センサーをゆっくりとスライドさせます。下地を発見するとLEDが赤色に変わります。
更に、別の場所では下地の発見と同時に、電線があることも教えてくれます。
日曜大工
今回、この下地センサーを使って下地を探し、棚を作りました。
棚にのっている物は関係ありません。