セイタカアワダチソウ
私が子供の頃は、セイタカアワダチソウは悪者の植物でした。北アメリカ原産の外来植物で、繁殖力が高いためススキなどの在来種を駆逐してしまうとか、花粉が喘息の原因になると言って騒がれ、テレビのドキュメンタリー番組で取り上げられていたことを覚えています。NHKアーカイブスで検索したところ、1975年に放送された「明るい農村」「はびこるセイタカアワダチソウ」ではないかと思います。見てみたいものです。
セイタカアワダチソウは、草丈 1-2m に達し、黄色い花が 10-11 月に咲きます。地下茎を伸ばして増え、大きな群落を作る特徴があります。環境への適応力があり、乾燥するところや日光があまり当たらない場所でもよく育ちます。また、根から分泌する物質によって、周囲の植物の成長を抑制特徴があります。この物質はセイタカアワダチソウ自身の成長も抑制するようで、セイタカアワダチソウの 勢いが衰えてきた土地にはススキなどの植物が再び勢力を取り戻している様です。。
また、一時は気管支喘息や花粉症の元凶だと考えられていましたが、セイタカアワダチソウは虫媒花で風媒花ではないので、花粉の生成量は少ない上に比較的重く形状も風で飛 ぶのには適していないため、無関係と考えられ流ようになった。
セイタカアワダチソウの大きな群落を見つけましたので、その写真です。山肌一面黄色です。